メンタルヘルスを、セルフケアだけで終わらせるのはとても危険なことです。
なぜなら、多くの人が一番知らないのは自分のことだからです。
もちろん、自分がわからないことが他人にも分かるわけがありませんので、そんな状態で病院へ駆け込んでも満足のいく結果が得られるわけがありません。

そもそも自分のことを理解するというのは、とても難しいことです。
大学教授でも、自分のことをしっかり把握している人はいないものです。

例えば、朝起きてから自分が何をしたかをキッチリ覚えている人などほとんど居ないでしょう。
そこまでしろとは言いませんが、自分の行動範囲や行動結果を鮮明に覚えておくことは、セルフケアをおこなう上で重要な事柄となります。

セルフケアや病院でのメンタルヘルスにおいて、一番重要なのは原因が何かということです。
その原因が分からなければ、苦しみはいつまでも続き、適切な治療を行うことも出来ません。

多くの場合はストレスが原因ですが、そのストレスがどこから来ているのかを判断する上で、自分のことを理解するというのは、一番初めにやるべきことであり一番重要なことなのです。

原因さえ分かってしまえば、セルフケアであろうと他でのメンタルヘルスであろうとやるべきことは同じです。ただし、セルフケアの場合は自分で行うので自分にあった行為をする必要があります。

それは好みであったり趣向であったりするのですが、病院ではそういうのをお医者さんが判断したり相談に乗ってくれるものですが、自分の場合は、自分との戦いになるのでここでも自分を理解するという行為が必要になってくるのです。

まずは、自分と相談するという行為を実践してみてください。そして、その中でなぜストレスがたまるのかの原因に向きあいましょう。メンタルヘルスのセルフケアについて、カテゴリーごとに分類されているこちらのサイトもぜひ参考に、自分への理解を深めていきましょう。